当院では、男性女性を問わず、他院の脂肪吸引の失敗修正を数多く受け入れています。今回ご紹介するのもその一人。術前の状態から、手術直後のご様子までをご紹介しましょう。
過去に脂肪吸引の失敗経験がある男性モニター。その背景は?
今日ご紹介するのは、38歳の男性です。他院で一度お腹の脂肪吸引の経験がおありですが、十分に脂肪が取り切れなかったとのことで、再手術のご相談にいらっしゃった方です。また、今回は単に脂肪を取り除くだけでなく、男性らしい体のラインもしっかり出したいとのご要望もありましたので「ベイザー4Dスカルプト」を行うことになりました。
男性専用脂肪吸引「4Dスカルプト」とは?
症例を細かく見ていく前に、ここでベイザー4Dスカルプトについてご説明しましょう。ベイザー4Dスカルプトでは、文字通り筋肉の陰影を彫刻(スカルプト)するような脂肪吸引を行います。この技術で特徴的なのは、筋肉の立体感(3D)を作り上げることだけでなく、その動き(Dynamic)をも想定している点です。動いたときに、不自然な形にならないよう、一人ひとりの体型に合わせてカスタマイズした施術を行います。
失敗は脂肪の取り残し。今回は、これをキレイに吸引
一度脂肪吸引の経験があるとのことで、決してたくさんの脂肪が残っているわけではないのですが、全体的には何となくメリハリのない印象があります。この状態をよりカッコよく、男らしく仕上げていくのが今回の手術の目的です。
失敗修正の成否の鍵となる、脂肪吸引前のマーキング
マーキングでは、筋肉のラインに沿って行います。ラインを引いた部分を脂肪吸引することで、元々ある筋肉のラインを際立たせることができます。
脂肪吸引手術直後の男性モニター
筋肉の溝に沿って立体ができていることがお分かりいただけるでしょうか。腹直筋、外腹斜筋のラインもしっかり出ています。また、ウエストのくびれも出てきて、男性らしい逆三角形の形になりました。
この後、腫れや拘縮がおさまるにつれて、さらに引き締まってくるでしょう。最終的な完成は、約半年後とお考え下さい。ただ、手術直後でこの状態なので、かなり良い仕上がりが期待できるのではないでしょうか。完成が楽しみです!
まとめ
- THE CLINIC では、他院の脂肪吸引の失敗修正を受け付けている
- 要望に応じて、筋肉の陰影を際立たせる男性専用の脂肪吸引「4Dスカルプト」も実施
- 脂肪吸引の完成は手術の半年後だが、直後でも十分効果は実感できる