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大橋 昌敬
2018-06-25

脂肪吸引で失敗したくない!! だったら押さえておくべき3つのポイント

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脂肪吸引で失敗したくない!! だったら押さえておくべき3つのポイント
脂肪吸引を受けることに決めたら、必ず複数のクリニックでカウンセリングを受けましょう。
この時大事なことは、少しでも不安に思うことは遠慮せずに確認しておくこと。とは言え、百戦錬磨のドクターを目の前にすると、つい浮足立ってしまうものです。そんなときに役立つ質問集を、脂肪吸引の指導施設である当院が満を辞してご用意しました。クリニック選びで失敗しないためいも、是非、実際のカウンセイングでお役立てください。

失敗回避のための確認事項①:どれだけ慣れてる? ~脂肪吸引の経験値を確認する質問~

脂肪吸引のカウンセリング(イメージ)

脂肪吸引の技量は、経験数に比例すると言っても過言ではありません。まずは、どれだけ場数を踏んできたかを確認するための質問から投げかけてみましょう。

「これまで経験した脂肪吸引の累計と月平均の症例数は何例でしょうか?」

症例数が多い割には技術が低いというドクターはいますが、症例数がないのに技術が高いということはあり得ません。つまり、症例数というのは、ドクターの経験を見極めるための最も基本的な質問と言えます。是非押さえておきましょう。
目安は、脂肪吸引だけで、最低でも年間100例は扱っていること。経験が10年以上の医師なら、月間10例以上、通算500例以上の経験値は欲しいところです。

「先生おすすめの脂肪吸引と、他の脂肪吸引との違いについて教えていただけますか?」

経験が豊富であれば、脂肪吸引をいくつかの方法で行ったことがあるはずです。このようなドクターは、それぞれのメリット・デメリットを知ったうえで、自分が最も扱いやすい、もしくは最も効果的だと確信している脂肪吸引法を選択するでしょう。だから、実感に基づく評価や感想を自分の言葉で語ることができるのです。一方、経験が十分でないドクターは、ごく一般的な説明に留まると考えられます。

失敗回避のための確認事項②:どれだけ熱心? ~脂肪吸引に対する哲学を知るための質問~

脂肪吸引のカウンセリング(イメージ)

好きこそものの上手なれと言いますが、脂肪吸引に長けたドクターというのはそれだけ脂肪吸引「愛」が強いものです。その愛の深さを確かめて見ましょう。

「術前のマーキング画像を拝見できますか? こだわりポイントはどこですか?」

カウンセリングの際、脂肪吸引の術前後写真は数多く提示されるでしょうが、術前のマーキング画像を公表しているクリニックは少ないでしょう。ところが、ドクターの脂肪吸引への造詣の深さを知るには、このマーキング画像が大いに役立ちます。是非、カウンセリングの際に確認してみてください。書き込みが多いということは、それだけ症例から多くの気づきがあるということに他なりません。どうすべきか、何をすべきでないかの明確なビジョンがあるかどうかの目安になると思います。

「脂肪吸引で最も意識されていることは何ですか?」

この質問では、脂肪吸引に対する考え方が分かります。脂肪吸引を熟知しているドクターほど、吸引量にはさほど頓着しません。量よりも、術後美しくなるのかどうかを最優先事項と考えます。「どこよりも多くの脂肪を取り除きます」「脂肪を根こそぎ吸引することを意識しています」といった答えが真っ先に帰ってくるようなら、期待薄と言わざるを得ません。

「脂肪吸引のスキルアップのために取り組まれていることはありますか?」

できることなら、施術を担当するドクターには脂肪吸引が大好きであって欲しいものです。このような気持ちがあるドクターなら、いくつになっても向上心を持ち続け、新しい技術や知識の習得に余念がないはず。こうした前向きな気持ちを確かめるために有効な質問です。
ドクターのスキルアップ法としては、学会への参加、論文発表、脂肪吸引の技術セミナーへの参加などが考えられます。

失敗回避のための確認事項③:どれだけ応用が利く? ~脂肪吸引でのトラブル対処法を確認する質問~

脂肪吸引の失敗(イメージ)

医療で「絶対」や「100%」はありません。どんな状況でも最悪の事態を想定でき、万一の事態に備えて二の矢、三の矢が用意できてこそ一流と呼べるのではないでしょうか。

「他院の失敗修正のご経験はありますか?それはどんな症状でどう修正したのでしょう?」

ミスのリカバリーができるドクターかどうかは、他院の失敗修正を引き受けているかどうかが一つの目安になるでしょう。修正術を行うには、前医がどういった意図で脂肪吸引を行ったかを推測でき、それのどこがまずかったかが指摘できて、かつそれに対する的確な改善方法がイメージできなければなりません。他院の失敗修正は、通常の脂肪吸引よりも数段難しい施術です。これを普通にこなしているようでしたら、かなり腕のあるドクターと言えるでしょう。

「ミスしてしまったとき、先生はどのように対処されますか?」

失敗しないことは大前提ですが、ドクターも人間です。ミスを犯してしまう可能性はゼロではありません。そんなとき、どのように対処するのかを確認することで、技術力はもちろん、人間力もチェックできます。自分が犯したミスに誠実に対処しようとする姿勢が感じられるドクターであれば、信頼に値するでしょう。

まとめ

  • 脂肪吸引で失敗しないためには、カウンセリングを重視すべき
  • 脂肪吸引のカウンセリングは最低2箇所は受け、必ず比較検討を
  • 忘れないために、質問事項は事前に用意しておくと良い
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筆者のご紹介

大橋 昌敬

大橋 昌敬

得意分野
  • トータルボディデザイン
  • 脂肪吸引
  • 豊胸脂肪注入

日本で外科学の博士号を取得した後、高水準の医療技術を求められるカナダで心臓外科医として活躍する。帰国後は、美容外科医に転身し、学会や論文の発表にも積極的に取り組む。
無料メール相談、カウンセリング時の誠実な対応で、指名するゲストも多い。

  1. 1965年
    福岡県生まれ
  2. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  3. 1994年
    Tronto General Hospital(Canada)
  4. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  5. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  6. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  7. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  8. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  9. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  • 日本美容外科学会専門医
  • 日本外科会認定医
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本臨床抗老化医学会正会員
  • 日本形成外科学会会員
  • サーメージ認定医
  • カンタースレッズ認定医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER Lipo認定医
  • VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医

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