
当院では、男性専用の脂肪吸引「ベイザー4Dスカルプト」という施術を、他院に先駆け、いち早くご提供してきました。4Dスカルプトとは、筋肉の3D(立体感)にもう一つのD(Dynamics:動き)を加味したデザイン技術なのですが、脂肪吸引で強調させた筋肉のラインを、体を動かした時にも自然に出すことができるという画期的な施術です。これによって、あたかも本当に鍛え上げたような肉体美を脂肪吸引で再現できます。
そんなことがどうして可能なの? と思われる皆さんのために、そのデザインの裏側をご紹介しましょう。
そんなことがどうして可能なの? と思われる皆さんのために、そのデザインの裏側をご紹介しましょう。
お腹の筋肉のラインを際立たせる脂肪吸引

腹筋のライン(割れ目)を強調させるコツは、メリハリの効いた脂肪吸引を行うことです。腹筋のライン上の脂肪は極限まで(ほとんどゼロ)まで吸引して、皮膚と癒着させることでラインを決定させます。
ただ、だからと言って、脂肪を残らず吸引してしまってはいけません。闇雲に根こそぎ吸引してしまうと、今度は皮膚の質感や見た目が損なわれてしまうからです。術前のデザインではこのことを考慮します。除去すべき脂肪と残すべき脂肪をしっかり見極め、得られた情報はマジックペンで直に体に書き込んでいくわけです。
脂肪吸引の術前のデザイン
実際のデザインを見ていただきましょう。

これほど入念に書き込むクリニックは少ないようですが、当院ではここまでやります。書き込みが少ない方が慣れているとお感じになる方もいらっしゃるのですが、経験やセンス、フィーリングに頼った施術ほど危険なものはありません。筋肉の形、バランスは人それぞれですから、毎回一期一会のつもりでしっかりゲストのお身体と対峙し、解剖学の理論に忠実に施術プランを構築していきます。これを真面目に行おうとすると、どうしてもこのくらい書き込む必要が出てくるのです。ちなみにこのマーキングですが、色分けにもきちんと意味があります。脂肪のどの層にアプローチするのか、そこからどの程度吸引するかがわかるようになっているのです。

コチラは背面側のデザインです。お腹の脂肪吸引では、全体のバランスを考慮して、腰やお尻の脂肪吸引も同時に希望される方が少なくありません。男性の腰とお尻のデザインでは、直線と四角を意識します(女性の場合は曲線的な腰と丸いお尻を目指します)。
お腹の脂肪吸引術、その効果は?
今まで段差があったお腹が平らになりました。すでにむくみが出始めていますが、これが落ち着けば綺麗なシックスパックが浮かび上がってくるはずです。仕上がりが楽しみですね。完成の目安は手術から6ヶ月程度です。

※今日ご紹介した症例はこちらの動画でもご覧いただけます。
まとめ
- 当院の脂肪吸引は、解剖学に基づく理にかなった脂肪吸引
- 筋肉のラインをしっかり強調するには、メリハリの効いた脂肪吸引を行うことがコツ
- 男性の腰やお尻のデザインでは、直線と四角を意識する